昨日(2025年3月18日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安。
18日のユーロ円は東京市場から円安が進む展開でしたが、欧州、NY市場では円高の流れに切り替わりました。
日足のローソク足は上ヒゲが長く、実体の短い陽線が形成されています。
欧州の経済指標では、ドイツのZEW景況感調査は予想を上回り、ユーロのZEW景況感調査は予想を下回りました。
この時間はユーロ売りで反応しています。
本日19日が2日目となる日銀金融政策決定会合では、政策金利の据え置きが予想されています。
本日(2025年3月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、157円台半ばから164円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、163円台後半の買い注文が特に厚いです。
現在値よりもやや円安の水準で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、159円付近の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注目の模様です。
また、162円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年3月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円です。
相関関係だったのは、ドル円、豪ドル円そしてユーロドルです。
ポンドドルとも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年3月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は午前中からマイナス幅を広げる展開で、夕刻以降にゼロ方向に戻りました。
ユーロはゼロ付近で推移し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年3月19日)の主な経済指標
-(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
19:00(ユーロ)2月消費者物価指数
27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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