昨日(2025年3月18日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安。
18日は日銀金融政策決定会合とFOMCの1日目が開催され、2日目の金融政策発表を控える中、ドル円は往って来いの動きとなりました。
取引前半は円安が続いたものの、節目価格150円に到達することなく、欧州、NY時間には円高に切り替わりました。
なお、米国で鉱工業生産が発表され、市場予想を上回る結果でした。
また、トランプ米大統領とプーチン露大統領がウクライナを巡る部分停戦について合意した旨が伝えられています。
本日19日は、日銀金融政策決定会合とFOMC後に政策金利が発表されますが、両者ともに据え置きが予想されています。
本日(2025年3月19日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、148円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、146円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。
その一方、147円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、150円付近にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年3月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ポンド円と豪ドル円です。
ユーロ円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドル、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年3月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は午前中からマイナス幅を広げる展開で、夕刻以降にゼロ方向に戻りました。
ドルはゼロを中心に上下動し、最終的にややマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年3月19日)の主な経済指標
-(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
19:00(ユーロ)2月消費者物価指数
27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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