昨日（2025年3月13日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
13日のユーロ円は上下動しつつも円高が進む展開でした。
この傾向は朝まで継続し、12日終値に比べて円高で取引を終えています。
ドル円とユーロドルがともに下落基調で推移しており、これを反映したものと考えられます。
なお、ユーロ圏で鉱工業生産が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
発表直後のユーロ円に特段の反応は見られません。
また、ナーゲル独連銀総裁が発言し、インフレ率は年末には2％の目標に戻るとの見通しが報じられています。
本日（2025年3月14日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年3月14日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、154円台後半から162円台後半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、160円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、159円付近の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、155円台半ばにも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年3月14日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年3月14日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
午前中の円はゼロ付近で推移し、午後以降にプラス幅を拡大しました。
ユーロはゼロを挟んで上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年3月14日）の主な経済指標
16:00（ドイツ）2月消費者物価指数（CPI）
16:00（英国）1月鉱工業生産指数
23:00（米国）3月ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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