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全国農業協同組合連合会(JA全農)の東北6県の県本部は12日、生産コストの上昇を踏まえた値上げへの理解を促そうと、東京都内で特別販売会を開いた。高騰が続くコメをPRするため、各県の銘柄を並べたエリアを設置。来場者にチラシを配りながら「適正な価格を一緒に考えて」と呼びかけた。
会場では名産の野菜や果物に加え、各県のコメ計6銘柄を300グラムずつ詰め合わせた「絆米」を3700円で販売。女性客は「(絆米は)少し高いけど友達への贈り物ならいいかも」と話した。
JA全農によると、燃料や肥料代は5年前から4割ほど上がった。椎川浩・秋田県本部長は「食べてもらうのが一番の応援だ」と話した。
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