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【ブリュッセル共同】欧州連合（ＥＵ）欧州委員会は１２日、米国による鉄鋼などへの関税措置を受け、対抗措置を発表した。トランプ米大統領の第１次政権下で発動した米製品への報復関税を４月に復活させる。これに加えて、新たな対抗措置の発動を検討し、４月中旬までに導入する方針。合計で２６０億ユーロ（約４兆１千億円）相当の米製品に課される見通しだ。
ＥＵは、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を２０１８年に発動した米国に対し、二輪車やウイスキーなどを対象に報復関税を課した。バイデン前政権下で通商紛争は終結し、今年３月までを停止期間としていた。
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