紅こうじ製品、41万個廃棄完了

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 小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害問題を巡り、同社は12日、本社のある大阪市に対し、回収した製品約41万6千個の廃棄が完了したと報告した。市の廃棄指示を受けて、大阪府内の施設で焼却処分した。追加調査が必要となった場合に備え、約6千個は保管を続ける。

 市は健康被害や汚染経路に関する調査結果を、月内に国に報告する。

 廃棄は10、11日に実施し、市職員が立ち会った。小林製薬は製品購入者からの回収を続けており、まとまり次第改めて廃棄するとしている。

 市は昨年12月、調査結果を公表。工場での工事実施をはじめ複数の要因により、原因物質となる青カビが混入した可能性があるとした。


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