ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で147円台前半|米10年債利回りが低下(2025年3月11日)

FXレポート

昨日(2025年3月10日)のドル円動向振り返り

ドル円は夜にかけて円高。

日中のドル円は方向感の乏しい動きで、夕刻以降に円高が進みました。
米10年債利回りが低下しており、この影響を受けた模様です。
日付が変わってから円安方向に戻ったものの、7日終値に比べて円高で取引を終えました。

なお、日本で毎月勤労統計調査が発表され、現金給与総額は市場予想より少ない結果でした。
発表後のドル円に特段の動きは見られません。
また、トランプ米大統領が発言し、米国政府の資金不足は恐らく起こらないだろうとの趣旨が報じられています。

本日(2025年3月11日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2025年3月11日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年3月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)

「オーダーブック」を見ると、146円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、145円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これが意識されていると考えられます。

その一方、147円台前半から153円台前半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り意欲の状況がわかります。
その中でも、148円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年3月11日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年3月11日7時のもの)

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はゼロを中心に上下動し、夕刻以降にプラス幅を広げました。
ドルはマイナス圏で推移し、深夜にプラスに転じました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2025年3月11日)の主な経済指標

08:50(日本)10-12月期国内実質GDP
23:00(米国)1月JOLTS求人件数

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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