東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落幅を拡大

市場概況
 20日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。12時時点では150.70円とニューヨーク市場の終値(151.47円)と比べて77銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が600円以上の下落となるなか、リスク回避の円買いが優勢。150.46円まで下落した。

 ユーロ円は軟調な推移が継続。12時時点では157.27円とニューヨーク市場の終値(157.88円)と比べて61銭程度のユーロ安水準だった。クロス円もリスク回避の円買い優位で、ユーロ円は156.88円まで下落。ただ、急落の反動もあって同水準から徐々に持ち直した。ポンド円も一時189.38円、豪ドル円は95.33円、NZドル円も85.73円まで他通貨安・円高となった。

 ユーロドルは12時時点では1.0435ドルとニューヨーク市場の終値(1.0423ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルが急落するなかユーロ円の下落もきつく一時1.0419ドルまで下方向へ引っ張られたものの、ユーロ円の下落に一服感が生じると1.0438ドルまで小高く推移。強い方向感はないながら、1.04ドル前半で底堅かった。

 豪ドル/ドルは予想を上回る1月豪新規雇用者数を受けた上昇が0.6355ドルまでで一服。日本や香港・中国株などの軟調さがリスクに敏感な豪ドルの重しとなり、0.6328ドルまで下振れる場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.46円 - 151.48円
ユーロドル:1.0419ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:156.88円 - 157.89円

(関口)


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