ニュース
【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は19日、トランプ米大統領が中国との新たな貿易協定の締結を検討していると報じた。貿易関係のほか、核兵器の安全保障などを盛り込んだ幅広い内容を目指しており、習近平国家主席との直接対話で合意に達したい意向という。協定締結に向けたハードルは高いとの見立てもあり、先行きは不透明感が強い。
米中関係を巡っては、巨額の対中貿易赤字を問題視した第1次トランプ政権が追加関税を仕掛け、中国側も報復して関税合戦に突入した。その後、中国による米産品の大量購入を柱とする合意に達したが、現米政権は履行が不十分だと主張している。新たな協定に、中国による米製品購入の拡大を含めることにも関心を示しているという。
トランプ政権は中国製原料などを使った合成麻薬「フェンタニル」の流入を問題視し、中国からの全ての輸入品に対する10%の追加関税を4日に発動した。中国は10日、対米報復関税を開始。液化天然ガス(LNG)や石炭などに最大15%の関税を上乗せした。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。