NY株式サマリー(18日)=ダウ10ドル高と小幅に反発 S&P500は史上最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 44556.34 +10.26 +0.02%
◆S&P500: 6129.58 +14.95 +0.24%
◆NASDAQ: 20041.26 +14.49 +0.07%

 18日のNY株式相場は上昇。3連休明けの取引で、主要3指数は先週末水準を挟んでもみ合ったが、引けにかけて買いが強まり、3指数がそろって上昇して終了した。ダウ平均は小幅に上昇してスタート後、226ドル安まで下落したが、10.26ドル高(+0.02%)とわずかながらプラス圏で終了。S&P500も0.25%安まで下落したが、0.25%高まで上昇し、0.24%高で終了。1月下旬に付けた取引時間中と終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.58%安まで下落後、0.07%高と小幅に上昇して終了。ダウ平均とS&P500は反発し、ナスダック総合は4営業日続伸となった。S&P500の11セクターはエネルギーの1.37%高を筆頭に、素材、公益、金融、資本財など8セクターが上昇した一方、コミュニケーションが1.26%下落し、一般消費財、ヘルスケアも1%未満の下落となった。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の14.77ポイントから15.35ポイントに上昇した。

 先週はダウ平均が0.55%高、S&P500が1.47%高、ナスダック総合が2.58%高となり、主要3指数はそろって最高値に接近した。トランプ関税の即時発効が見送られたことや、米連邦準備理事会(FRB)が重視する2月28日発表の1月個人消費支出(PCE)価格指数の低下期待などが支援となった。関税問題に引き続き要注目となるほか、利下げ見通しを巡っては、水曜日に公表される1月28-29日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に要注目となる。


(小針)


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