昨日(2025年2月17日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.754(+0.805)<+1.13%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは最終的に上昇。
ウクライナがロシアの石油施設を攻撃し、ポンプ施設が打撃を受けた模様です。
この施設はカザフスタンが使用しており、同国の原油輸出に支障が出ている旨が報じられています。
原油供給の減少が懸念され、USOIL価格の上昇につながったと伝えられています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年2月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲがある陽線を形成し、前営業日14日の下落幅の大半を戻す上昇を見せました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
71ドルが支持帯となる形での反発が続いており、17日も70ドル台突入後に71ドルを回復しました。
71ドルを巡る攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばの下落はありましたが、おおむねジリ高が進む1日となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2月13日と17日の安値でダブルボトム形成の可能性があります。
目先は、ダブルボトム形成により反発するか、反落して17日安値を更新するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年2月14日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から1基増加し、481基でした。
このまま480基台での推移を続けるかに注目です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年2月7日時点の原油在庫は前週比で407万バレルほど増加し、およそ4億2786万バレルです。
直近は3週連続で増加しており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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