買い戻しとは|FX取引での意味やよくある質問を解説
買い戻しとは、売りポジションを決済するために買い注文を出し、ポジションを決済することです。
価格が高いときに新規で売り、価格が下がったときに買い戻すことで利益を得られます。
本記事では、買い戻しの仕組みや具体例、FXにおける意味などについて詳しく解説していきます。
買い戻しとは
ここでは、買い戻しや転売の意味について詳しく解説します。
- ・意味
- ・転売
意味
買い戻しとは、売りポジションを決済するために買い注文を入れて、保有ポジションをゼロにすることです。
価格が高いときに新規で売った銘柄を、価格が下がったときに買い戻すことで、利益を得られます。
買い戻しという言葉は、新規でポジションを保有する場合の「買い」と区別して使われます。
転売
転売とは、買いポジションを反対売買により決済することを言います。
一般的ではありませんが、買い戻しの対義語として使われることがあります。
買い戻しの例
買い戻しの例を、2023年12月4日の米ドル/円のチャートで確認します。
出典:TradingView
2023年12月1日に1ドル=148.3円付近でドルが売られましたが、週明けの4日に1ドル=146.36円の安値をつけたところから買い戻しと見られる動きがありました。
その後、1ドル=147円台前半まで価格が反発しています。
これは、週末の米雇用統計で強い数字が予想されており、市場参加者がドルをショートに傾けすぎるのはリスクが大きいとの判断をしていたためと考えられています。
このように、市場の材料によって買い戻しの動きが見られる場合があります。
買い戻しに関するQ&A
ここでは、買い戻しに関してよく見られる疑問点について回答します。
- ・FXでの買い戻しとは何ですか?
- ・買い戻しで利益が出る仕組みは何ですか?
FXでの買い戻しとは何ですか?
FXにおける買い戻しとは、売りポジションを反対売買により決済することです。
価格が高いときに売った通貨ペアを、価格が下がったときに買い戻すことで、為替差益を得られます。
買い戻しで利益が出る仕組みは何ですか?
買い戻しで利益を得る仕組みは、売った通貨ペアが下落したときに、それを買い戻すことで成立します。
具体的には、高い価格で売った通貨ペアが値下がりした際に、低い価格で買い戻すことで、売却(エントリー)価格と買い戻し(エグジット)価格の差額が利益となります。
例えば、米ドル/円=150円のときに売り、米ドル/円=149円のときに買い戻すことで、1円の利益を得られます。
【まとめ】買い戻しとは|FX取引での意味やよくある質問を解説
買い戻しとは、売った通貨ペアを決済するために、買い注文を発注してポジションを決済することです。
価格下落後に買い戻すことで、エントリー価格と買い戻し価格の差額が利益となります。
買い戻しという言葉は、新規でポジションを保有する場合の「買い」と区別して使われます。
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