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アシックスが１４日発表した２０２４年１２月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比８４・７％増の１００１億円で、初めて１千億円を超えた。普段使い向けのスニーカーや、訪日客需要が拡大した「オニツカタイガー」ブランドの大幅な伸びが寄与した。
売上高は１８・９％増の６７８５億円、純利益は８０・９％増の６３８億円で、いずれも過去最高だった。
主力のランニングシューズを扱う部門は高付加価値商品に注力し国内外全ての地域で好調に推移した。他地域に比べ苦戦していた北米で利益率を改善した。神戸市で記者会見した富永満之社長は「勝ちパターンが見えた１年だった」と話した。
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