中国株サマリー(13日)

市場概況
 反落、方向感乏しく、利益確定売りが重荷

 13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.42%安の3332.48ポイントだった。深セン成分指数は0.77%安の10626.62ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8197億9400万元だった。

 上海総合指数は方向感に乏しい展開。小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。指数が前日に年初来高値を更新した後とあって、足元で買われていた大規模言語モデル「DeepSeek」関連の一角に利益確定売りが出て、相場を押し下げた。一方、出遅れ感のある銘柄を物色する動きが下値を支えたもよう。

 セクター別では、電機が全面安。コンシューマーエレクトロニクス、半導体、電子部品なども安い。半面、文化・メディア、酒造、不動産開発などが買われた。

 A株市場では、テック株の歌爾(002241)、浙江水晶光電科技(002273)、上海宝信ソフト(600845)、曙光信息産業(603019)、通信設備メーカーの中興通訊(000063)の下げが目立った。油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(601100)、自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)、教育関連の中公教育科技(002607)なども売られた。半面、映画館運営の万達電影(002739)、企業向けクラウドの用友網絡科技(600588)がストップ高を付けたほか、豚肉大手の牧原食品(002714)、酒造の瀘州老窖(000568)、宜賓五糧液(000858)などが買いを集めた。

 上海B株指数は0.02%安の266.52ポイント、深センB株指数は0.64%高の1215.86ポイントだった

(小針)


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