東京外国為替市場概況・12時 ユーロドル、小幅高

市場概況
 13日の東京外国為替市場でユーロドルは小高い。12時時点では1.0404ドルとニューヨーク市場の終値(1.0383ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。前日にトランプ米大統領とプーチン露大統領の電話会談を行ったことなどが伝わり、ウクライナ戦争終結への期待からユーロが小幅ながら買われた流れを引き継ぐと、12時前に1.0408ドルまでじり高となった。時間外の米10年債利回りが4.60%台まで小幅低下したことも上昇を後押しした。

 ドル円は上値が重い。12時時点では154.23円とニューヨーク市場の終値(154.42円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。仲値公示に向けた買いの勢いが公示後も続くと、10時過ぎに154.67円まで上昇して日通し高値を更新。ただ、その後は上昇に一服感が出る中、米長期金利の小幅低下も重しとなり、154.10円台まで下押して朝方に付けた安値に迫った。
 なお、新発10年債利回りは一時1.370%と2010年4月以来の高水準を記録している。

 ユーロ円は下げ渋り。12時時点では160.46円とニューヨーク市場の終値(160.33円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて160.67円まで上昇後は上値が重くなるも、ユーロドルの上昇が支えとなって160.40円割れの水準では底堅さを見せた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.13円 - 154.67円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0408ドル
ユーロ円:160.20円 - 160.67円


(川畑)


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