経団連副会長にトヨタ社長起用

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 経団連が副会長にトヨタ自動車の佐藤恒治社長(55)を起用することが8日分かった。5月29日の定時総会を経て就任する。日本の基幹産業である自動車業界のトップから副会長を迎え、政財界への影響力を高めたい考えだ。

 経団連は十倉雅和会長(74)が5月に任期満了(2期4年)を迎え、後任に日本生命保険の筒井義信会長(71)が就任することが決まっている。筒井氏は初の金融機関出身で、佐藤氏は製造業の立場から筒井氏の提言活動を支えるとみられる。

 経団連幹部は「トヨタの人が経団連副会長にいることは重要だ。全般的に力を貸してほしい」と話した。

 トヨタの社長経験者が副会長に就くのは渡辺捷昭氏以来。


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