昨日(2025年2月6日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
田村日銀審議委員が発言し、中立金利は最低でも1%程度とみている旨が報じられました。
市場は日銀による政策金利引き上げを意識した模様で、円高が進んでいます。
その後、円安方向に戻りました。
夜に入ると、再び円高の展開です。
米国で前週分新規失業保険申請件数等が発表され、いずれも弱い結果だったことを受けた動きの模様です。
円高は早朝まで続き、そのまま1日の取引を終えました。
なお、ジェファーソン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が発言し、100bp低下しても政策金利は依然として引き締め的である旨が伝えられています。
本日(2025年2月7日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、155円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、150円付近から152円台前半にかけて買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その一方、152円台半ばから157円台前半にかけて、売り注文が厚いです。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り意欲の状況がわかります。
しかし、152円台前半よりも円高の範囲では、売り注文がやや乏しいです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年2月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年2月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス幅を広げる展開で、この傾向は朝まで継続しました。
ドルは夜にかけてプラス幅を拡大し、その後はゼロ方向に戻りました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年2月7日)の主な経済指標
22:30(米国)失業率
22:30(米国)非農業部門雇用者数
22:30(カナダ)失業率
24:00(米国)ミシガン大学消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。