用語解説

ロールオーバーとは|FXにおける意味や注意点などをわかりやすく解説


FXにおけるロールオーバーとは、保有している通貨ペアのポジション(建玉)を乗り換えて決済日を先延ばしし、ポジションを継続して保有する処理のことです。

本記事では、ロールオーバーによるスワップポイントの仕組みや、よくある質問を詳しく解説します。

ロールオーバーとは

FXにおけるロールオーバーとは、保有している通貨ペアのポジション(建玉)を乗り換えて決済日を先延ばしし、ポジションを継続して保有する処理のことを指します。

FXではロールオーバーによりスワップポイントが発生する

外国為替市場では、基本的に取引した2営業日後に外貨の受け渡しが行われます(スポット取引)。

これは一般の個人投資家が行うFX取引においても同様です。

とはいえ、外貨の現物の受け渡しを要求されても一般投資家は困ってしまうので、FX会社によって自動的にロールオーバー(保有ポジションを決済し、新規ポジションを建て、受け渡し日を繰り延べる)が行われます。

この仕組みにより一般投資家は、受け渡し期限を気にせずに、ポジションを保有し続けることができます。

このロールオーバーの作業により、スワップポイントが発生します。

ロールオーバーに関するQ&A

ロールオーバーに関するよくある質問は、主に以下の通りです。

  • ・ロールオーバーとはスワップポイントのことですか?
  • ・ロールオーバーの注意点は何ですか?
  • ・OANDAではロールオーバーされる時間はいつですか?

ロールオーバーとはスワップポイントのことですか?

ロールオーバーは、保有ポジションの決済期日を先延ばしして、ポジションを継続して保有する処理のことです。

スワップポイントは、ロールオーバーで発生する金利相当額の受け渡し額のことです。

スワップポイント」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ロールオーバーの注意点は何ですか?

ロールオーバーの仕組みによって、スワップポイントが発生することで利益が得られますが、利益が得られるのは「低金利通貨を売って、高金利通貨を買う」場合です。

反対に、「高金利通貨を売って、低金利通貨を買う」場合はマイナススワップとなり、金利差額分の損失が発生します。

OANDAではロールオーバーされる時間はいつですか?

OANDA証券のfxTradeMT4の場合、ロールオーバーしたポジションに対し、午前7時(米国夏時間の場合は午前6時)に確定損益として計上されます。

「OANDA fxTrade・MT4の取引概要」については、こちらでご確認いただけます。

【まとめ】ロールオーバーとは|FXにおける意味や注意点などをわかりやすく解説

FXにおけるロールオーバーとは、保有している通貨ペアのポジション(建玉)を乗り換えて決済日を先延ばしし、ポジションを継続して保有する処理のことで、この仕組みによりスワップポイントが発生します。

「高金利通貨を売って、低金利通貨を買う」場合は、マイナススワップとなり、金利差額分の損失が発生するため、注意が必要です。

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