昨日(2025年2月5日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.661(-1.631)<-2.23%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは売りが優勢で下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ866万バレルの増加でした。
在庫増加幅は市場予想より多く、USOILは下落が進みました。
また、米中貿易戦争による経済活動の停滞と、それに伴う原油需要減少の可能性が指摘されており、これも価格下落要因だった可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年2月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年2月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し、実体ベースで直近安値を更新しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
73ドル台で取引を開始したものの、71ドル台まで下落して取引を終えました。
目先は、安値更新を伴う下落が続くか、反発して1月後半から続くレンジ水準へ戻るかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ安が進み、取引時間の経過とともに下落が加速しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2月4日に急騰した値幅を、1日かけて戻す形となりました。
目先は、4日の安値を割れずに反発するか、4日安値を割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年1月31日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から7基増加し、479基でした。
2025年に入ってから減少基調が続いていましたが、直近は大幅に増加しました。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年1月24日時点の原油在庫は前週比で346.3万バレルほど増加し、およそ4億1513万バレルです。
直近は大きく増加しており、原油在庫の増加は一般的に原油価格にマイナスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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