東京マーケットダイジェスト・5日 円高・株上値重い

スポット
ドル円:1ドル=153.43円(前営業日NY終値比▲0.91円)
ユーロ円:1ユーロ=159.22円(▲0.98円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0377ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:38831.48円(前営業日比△33.11円)
東証株価指数(TOPIX):2745.41(△7.39)
債券先物3月物:140.37円(▲0.08円)
新発10年物国債利回り:1.285%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>    <前回発表値>
12月毎月勤労統計(現金給与総額)
前年同月比  4.8%      3.9%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。朝方に154.46円まで値を上げたものの、12月の毎月勤労統計(現金給与総額、前年比)や実質賃金がいずれも予想より強い結果となったことで、日銀の早期利上げ観測から一転して売られる展開に。赤沢経済再生相が「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」と発言すると売りに拍車がかかり、目先のサポートとして意識されていた1月27日安値の153.72円を下抜けるとストップロスを誘発。一時153.10円と昨年12月13日以来の安値を付けた。

・ユーロ円も売り優勢。良好な本邦賃金の伸びを受けて日銀の早期利上げ観測が高まると円が全面高に。一時158.94円まで値を下げた。その後はユーロドルが上昇した影響もあり159.30円台まで下げ渋っている。

・ユーロドルは強含み。1.0380ドル前後でのもみ合いが続いていたが、トランプ政権の関税政策に対する過度な警戒感がいったん和らぐ中で15時過ぎからドル売りに傾くと一時1.0394ドルまで上昇している。

・日経平均株価は小幅に続伸。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで朝方には300円超上昇した。トヨタなど決算が良好だったことも支えとなった。ただ、外国為替市場での円高を受けて一転して売りが強まると下げに転じる場面もあった。

・債券先物相場は続落。良好な毎月勤労統計で日銀の利上げ観測が高まり140.15円まで下落する場面があった。ただ、一巡後は押し目買いから140.40円まで反発した。


(越後)


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