埼玉陥没、下水120万人影響

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 埼玉県八潮市の県道が陥没しトラックが転落した事故は4日で発生から1週間。運転手とみられる男性(74)の救助活動は難航。県内12市町の約120万人を対象とした下水道の利用自粛も続き、日常へと戻る道のりは遠い。地下にあるガス管や通信ケーブルなどのインフラ設備が大きな被害を受けており、専門家は「下水道管の点検強化が必要だ」と話す。

 陥没事故は1月28日午前に発生。地下約10メートルにある下水道管の破損が原因とみられ、消防によると、穴は幅約40メートル、深さ最大15メートルに及ぶ。県は同日以降、下水道の利用自粛を要請。

 下水道管と同様、地中にある雨水管やガス管、通信ケーブルも陥没で軒並み損傷した。事故後、ガス漏れの懸念から約130戸へのガス供給が停止され、2月1日までに全て復旧。インターネットなど約1300回線も2日までに復旧した。

 ただ、固定電話約400回線は利用できない状態だ。工業用水も漏水の恐れがあり、供給をストップしている。


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