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ホンダは米中西部オハイオ州のメアリズビル工場で、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)、ガソリン車を一つのラインで組み立てる新たな生産体制を整備する。初の自社開発EVの生産を始める2025年末に合わせ、本格稼働する。EV市場拡大が想定よりも鈍る中、従来車と一本化した生産ラインを確立し、需要に合わせた柔軟な体制構築を目指す。
改修中のメアリズビル工場を2日までに報道陣に公開した。同工場では1年ほど前に2本あった生産ラインを1本に統合。現在、HVとガソリン車を同一ラインで運用しており、25年末にEVを加える。投資額はオハイオ州の他の工場と合わせて10億ドル(約1550億円)を超えるという。
25年末に高級車ブランド「アキュラ」のスポーツタイプ多目的車(SUV)型EV「RSX」の生産を開始。26年から展開するEVシリーズ「Honda 0(ゼロ)」の2車種を追加する。
複数タイプの車を同一ラインで運用する生産方式は「混流生産ライン」と呼ばれる。市場動向に合わせ、売れ筋を増やす運用が可能になる。
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