市場概況
31日午後の東京外国為替市場でドル円は上値を試す動き。15時時点では154.71円と12時時点(154.17円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。午前に154円割れの水準での底堅さを確認すると、後場に入り日経平均が一時上げ幅を拡大したほか、時間外の米10年債利回りが4.54%台に上昇したこともあり、154.88円まで上昇して日通し高値を更新した。
なお、植田日銀総裁は衆院予算委員会に出席し、「基調的な物価は2%をまだ下回っている」「為替変動がインフレ率に様々な影響を与えることは十分認識」「経済・物価見通しが実現していけば金利引き上げ緩和度合いを調整」などの発言が伝わっている。
ユーロ円も上昇。15時時点では160.73円と12時時点(160.17円)と比べて56銭程度のユーロ高水準だった。午前に160円割れ水準で下げ渋ると、その後はドル円の上昇に連れて160.86円まで上値を広げた。
ユーロドルは様子見。15時時点では1.0389ドルと12時時点(1.0389ドル)とほぼ同水準だった。時間外の米長期金利が上昇するも反応は薄く、1.0380ドル台を中心とした狭いレンジ内でもみ合いとなった。欧州勢の本格参入待ちのムードとなっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.92円 - 154.88円
ユーロドル:1.0378ドル - 1.0403ドル
ユーロ円:159.92円 - 160.86円
(川畑)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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なお、植田日銀総裁は衆院予算委員会に出席し、「基調的な物価は2%をまだ下回っている」「為替変動がインフレ率に様々な影響を与えることは十分認識」「経済・物価見通しが実現していけば金利引き上げ緩和度合いを調整」などの発言が伝わっている。
ユーロ円も上昇。15時時点では160.73円と12時時点(160.17円)と比べて56銭程度のユーロ高水準だった。午前に160円割れ水準で下げ渋ると、その後はドル円の上昇に連れて160.86円まで上値を広げた。
ユーロドルは様子見。15時時点では1.0389ドルと12時時点(1.0389ドル)とほぼ同水準だった。時間外の米長期金利が上昇するも反応は薄く、1.0380ドル台を中心とした狭いレンジ内でもみ合いとなった。欧州勢の本格参入待ちのムードとなっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.92円 - 154.88円
ユーロドル:1.0378ドル - 1.0403ドル
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