東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い戻し一服

市場概況
 16日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し一服。17時時点では156.18円と15時時点(156.11円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。東京午前に付けた155.21円からのショートカバーは156.31円までで落ち着き、その後は156円台前半で推移している。引き続き、日銀の利上げを巡るヘッドラインニュースに警戒感が高まっている。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0298ドルと15時時点(1.0282ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢が参入し始めるとやや買いが強まり、一時1.0301ドルまで本日高値をわずかに更新している。
 なお、ポンドドルは下値が堅い。11月英国内総生産(GDP)や11月英鉱工業生産などが総じて市場予想を下回る結果だったことを受けて1.2200ドルまで下げたが、売りは続かず1.2220ドル台まで反発している。

 ユーロ円は強含み。17時時点では160.83円と15時時点(160.52円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。東京午前の下落に対する買い戻しが続いたほか、ユーロドルの上昇も支えとなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.21円 - 156.52円
ユーロドル:1.0281ドル - 1.0301ドル
ユーロ円:159.75円 - 161.09円


(越後)


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