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16日午前の東京外国為替市場の円相場は、対ドルで上昇し、一時1ドル=155円台前半を付けた。約1カ月ぶりの円高ドル安水準。日銀が来週にも追加利上げを決めるとの観測が強まり、ドル売り円買いに弾みがついた。
午前11時現在は前日比1円36銭円高ドル安の1ドル=155円51~56銭。ユーロは1円67銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円99銭~160円09銭。
15日に日銀の植田和男総裁が東京都内の会合で、来週の金融政策決定会合で利上げの是非を判断すると発言し、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。
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