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日銀の植田和男総裁は15日、全国地方銀行協会が東京都内で開いた「新年の集い」であいさつし、来週23、24日の金融政策決定会合で「利上げを行うかどうか議論し、判断したい」と話した。重要な判断材料となる2025年春闘に向けた賃上げの動向は、年明けの企業経営者の発言や日銀の各支店からの報告を基に「前向きな話が多かった」と評価した。
植田氏は金融政策運営について「今年も経済、物価情勢の改善が続いていくのであれば、それに応じて政策金利を引き上げる」と述べた。24年12月の会合で利上げを見送った際には、賃上げなどの情報が「もうワンノッチ(1段階)欲しい」と説明していた。
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