昨日（2025年1月14日）のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円安。
午前中に氷見野日銀副総裁が発言し、今後も政策金利を引き上げることになる旨が報じられました。
発言後にドル円は上下に荒い値動きを示し、最終的に元の水準に戻っています。
値動きが落ち着くと、レンジ相場を経てやや円安傾向で推移しました。
夜に入ると米国で卸売物価指数（PPI）が発表され、市場予想よりも低い結果でした。
ドル円は円高で反応したものの、すぐに円安方向に反発しています。
最終的に、13日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁が発言し、政策金利は長期的に必要な水準に近い可能性が示されています。
本日（2025年1月15日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年1月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、154円付近から160円台半ばにかけて買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、157円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、160円付近に、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
また、159円付近の売り注文も特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年1月15日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円と豪ドル円です。
相関関係だったのはユーロドル、弱い相関関係だったのはポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年1月15日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は朝まで継続しました。
ドルはゼロ付近で上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年1月15日）の主な経済指標
16:00 （英国） 12月消費者物価指数（CPI）
22:30 （米国） 12月消費者物価指数（CPI）
22:30 （米国） 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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