昨日(2025年1月9日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円高が進行。
豪州で小売売上高が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
発表前後の豪ドル円は円高の展開で、この傾向は深夜まで継続しています。
その後、円安方向にやや反発したものの、8日終値に比べて円高で1日の取引を終えました。
なお、堂野日銀名古屋支店長が発言し、一部企業で昨年並みまたはそれ以上の賃上げを実施するとの声が聞かれる旨が報じられています。
また、豪州で要人発言は特段伝えられていません。
本日(2025年1月10日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月10日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、97円付近の買い注文が厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、99円台前半にも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
その一方、97円台前半から99円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、97円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月10日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月10日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス幅を広げる展開で、夜以降にゼロ方向に戻りました。
豪ドルはマイナス圏で上下動し、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月10日)の主な経済指標
22:30 (米国) 12月失業率
22:30 (米国) 12月非農業部門雇用者数
22:30 (カナダ) 12月雇用者数
24:00 (米国) ミシガン大学消費者信頼感指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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