昨日(2025年1月9日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.749(+0.041)<+1.11%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続伸。
米国本土の直近1~2週間の気温は、平年より低い見通しだと報じられています。
市場関係者は気温予報に引き続き注目した模様で、NATGAS価格は上昇しました。
米国内において、天然ガスは冷暖房用電力をまかなうための燃料として主に使用されています。
平年より低い気温は、天然ガスの需要を増加させると考えられます。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年1月10日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月10日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、2営業日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
2025年に入り値動きの停滞が続きましたが、2営業日続伸かつ直近高値の更新を契機に上昇が進む可能性があります。
目先は、上昇に向けた動きが加速するか、反落して値動きの停滞が継続するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半に下落が進んだ後、大きく反発して若干反落しましたが、始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なり上昇圧力は弱まっています。
3.8ドル到達後に反落しており、3.8ドルが意識されています。
目先は、3.8ドル到達後の下落が続くか、再度反発して3.8ドル突破を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基減少して482基でした。
稼働数は5週連続で480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して103基でした。
昨年5月以降、稼働リグ数は100基前後で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で40bcf(10億立方フィート)減少し、3373bcfでした。
8週連続の減少で、在庫量は昨年の同時期を引き続き下回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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