東京マーケットダイジェスト・9日 円方向感ない・株続落

スポット
(9日15時時点)
ドル円:1ドル=158.05円(前営業日NY終値比▲0.30円)
ユーロ円:1ユーロ=162.91円(▲0.49円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0306ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:39605.09円(前営業日比▲375.97円)
東証株価指数(TOPIX):2735.92(▲34.08)
債券先物3月物:141.31円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.170%(▲0.005)

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
1月毎月勤労統計(現金給与総額)
前年同月比  3.0%     2.2%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    3318億円の処分超 2286億円の処分超
対内株式
    740億円の処分超  5627億円の取得超
対外対内証券売買契約等の状況(前々週)
対外中長期債
    2286億円の処分超 9180億円の処分超・改
対内株式
    5627億円の取得超 1兆235億円億円の処分超・改

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。日経平均の軟調推移が重しとなってじり安で推移すると、13時過ぎに157.76円まで下落。しかし、日銀の1月地域経済報告(さくらレポート)で2025年の賃金設定に関して慎重な姿勢などが報告されたことが伝わると、158.20円前後まで買い戻された。

・ユーロ円は下げ渋り。本邦株安をながめて軟調推移となる中、162.63円まで下押し。その後はドル円の切り返しにつれて163円台までやや値を戻した。

・ユーロドルは弱含み。円主体の動きとなる中で12時過ぎに1.0321ドルまで値を上げるも、ドル円の買い戻しの影響もあって上値は限定的だった。15時過ぎに1.0297ドルまで下押した。

・日経平均株価は続落。前日の米国株は主要3指数がまちまちとなるも、ナスダック安を嫌気して売りが先行。後場に入ると下げ幅が600円近くに拡大した。ただ、その後は日銀の1月地域経済報告(さくらレポート)の内容を受け、利上げに慎重な姿勢が継続するとの見方から、やや下げ幅を縮小した。

・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行。ただ、新発10年物国債利回りが2011年5月以来の高水準となる1.185%まで上昇したこともあり、売り一巡後は利回り水準の高さに着目した買い戻しが優勢となった。この日行われた30年債入札が「好調」な結果となると、141円35銭まで上昇する場面も見られた。

(川畑)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京マーケットダイジェスト・9日 円方向感ない・株続落