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9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=158円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比14銭円安ドル高の1ドル=158円25~28銭。ユーロは20銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円17~27銭。
トランプ米次期大統領の関税強化策でインフレ上振れリスクの高まりが意識された。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げペースを減速させるとの見方から、ドル買い円売りが先行した。
市場では「円安進行を懸念する政府・日銀による為替介入への警戒感がある」(外為ブローカー)との声もあった。
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