昨日(2025年1月8日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円はわずかに円高。
豪州で消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想より高い結果でした。
発表直後の豪ドル円は円高が進んだものの、昼までに元の水準に戻っています。
その後は円高が優勢で、深夜以降に円安に戻る展開です。
最終的に、わずかに円高で取引を終えました。
なお、赤沢経済再生相が発言し、物価が2%に収束しつつあり、これに負けない賃上げが可能な旨が報じられています。
また、豪州で要人発言は特段伝わっていません。
本日(2025年1月9日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、99円台前半の買い注文が厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、97円付近にも、やや厚い買い注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
その一方、97円台半ばから99円台後半にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、97円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ユーロドルそして豪ドル米ドルです。
相関関係だったのはポンド円とポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
日中の円はおおむねマイナス圏で推移し、夕刻以降はプラス圏で取引されました。
豪ドルはゼロを挟んで動き、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月9日)の主な経済指標
09:30 (豪州) 11月小売売上高(前月比)
22:30 (米国) 前週分新規失業保険申請件数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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