昨日(2025年1月8日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高がわずかに優勢。
午前中のユーロ円は円安の展開だったものの、午後以降は一転して円高が進みました。
ドイツで小売売上高と製造業新規受注が発表され、いずれも市場予想より弱い結果です。
これが円高に影響したと伝えられています。
日付が変わるころから円安に戻ったものの、最終的に7日終値に比べてわずかに円高で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で卸売物価指数(PPI)が発表され、市場予想より高い結果でした。
これに対して、ユーロ円は大きな反応を示していません。
また、赤沢経済再生相が発言し、物価目標を達成しつつある旨が報じられています。
本日(2025年1月9日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、164円付近の買い注文が厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
しかし、164円よりも円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
積極的に買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、162円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
また、160円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年1月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年1月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はポンドです。
日中の円はおおむねマイナス圏で推移し、夕刻以降はプラス圏で取引されました。
ユーロはゼロを中心に上下動し、最終的にプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年1月9日)の主な経済指標
09:30 (豪州) 11月小売売上高(前月比)
22:30 (米国) 前週分新規失業保険申請件数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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