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今年最初の取引となる大発会を迎えた6日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。下げ幅は一時500円を超えた。昨年12月30日の大納会に続き、節目の4万円を目前に足踏みする展開となった。年末年始の米国市場で主要株価指数が下落基調をたどった流れが波及した。バイデン米大統領が米鉄鋼大手USスチールの買収禁止を命じた日本製鉄の株価は一時下落した。
午前終値は前年末終値比500円27銭安の3万9394円27銭。東証株価指数(TOPIX)は26・89ポイント安の2758・03。
平均株価は大納会で、年末終値としては史上最高値を35年ぶりに更新する3万9894円で取引を終えた。ただ6日は、1日以外に取引があった米国市場で、ダウ工業株30種平均が2日までに4営業日連続で下落した流れを引き継いだ。半導体関連株の一角は上昇したが、年明けで新たな取引材料に乏しく、全体的に買い注文が広がらなかった。
日本製鉄の株価は一時、2%超下落する場面もあった。
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