先週金曜日(2025年1月3日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.419(-0.293)<-7.89%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは下落が優勢。
日中のNATGASは横ばいで推移し、夕刻以降に価格を下げる展開でした。
なお、EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、前週比で116bcf(10億立方フィート)の減少でした。
減少幅は市場予想より小さく、NATGAS価格は下落しています。
また、CFTC(米商品先物取引委員会)による天然ガスの投機的ネットポジション公開について、今回は日本時間の明日7日早朝に発表される予定です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年1月6日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年1月6日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は大陰線を形成し、12月30日に作られた窓を埋める下落が進みました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なり上昇圧力は弱まっています。
12月後半に攻防が続いた3.4ドル付近まで下落が進みました。
再度3.4ドル付近で値動きが停滞するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から下落を開始して、終日下落が続きました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
12月30日の高値を天井とする下落が継続中です。
目先は、いったん反発が生じるか、さらに下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基減少して482基でした。
稼働数は5週連続で480基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して103基でした。
昨年5月以降、稼働リグ数は100基前後で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で116bcf(10億立方フィート)減少し、3413bcfでした。
7週連続の減少で、在庫量は昨年の同時期を下回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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