東証大納会、山道CEOが陳謝

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 東京証券取引所で30日、2024年最後の取引となる大納会の式典が開かれた。東証の社員がインサイダー取引に関与した事件を受け、恒例のゲスト招待や打鐘は自粛した。東証を傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)の山道裕己最高経営責任者(CEO)は「投資家や企業、関係者に多大なるご迷惑をおかけした」と改めて陳謝した。

 その上で山道氏は、日経平均株価が7月に史上最高値を更新したことについて「企業への期待や、新しい少額投資非課税制度(NISA)を通じた貯蓄から投資への流れの進展などが寄与している」と強調。「JPXとして市場環境の整備にしっかりと取り組む」と訴えた。


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