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電機メーカーの労働組合でつくる電機連合が2025年春闘で、基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)の統一要求額を月額1万7千円以上とする方向で調整していることが27日、分かった。デジタル化の需要拡大で業績が堅調な企業が多く、1万3千円以上を求めた24年を上回り、比較できる1998年以降で最高額となる。25年1月下旬の中央委員会で正式決定する。
要求額の引き上げは長引く物価高に対応する狙いがある。自動車や電機などの産業別労働組合(産別)が加盟する金属労協は25年春闘で、ベア要求額を1万2千円以上とする方針を決めている。
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