昨日(2024年12月26日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安の展開。
日中のユーロ円は横ばいで推移し、夜に円安に転じました。
ドル円が円安方向に進んでおり、この影響を受けたと報じられています。
円安の動きは深夜まで継続し、その後は円安水準を維持して取引を終えました。
なお、植田日銀総裁が発言し、国内経済の目先の大きなポイントは春闘へ向けた動きである旨が伝えられています。
また、日本で前週分対外対内証券売買契約等の状況が発表されたものの、ユーロ円に特段の反応は見られませんでした。
本日(2024年12月27日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月27日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、160円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、162円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、159円台後半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、164円台後半から166円台後半にかけても、厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスラインよりも円安の水準で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そしてユーロドルです。
豪ドル円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのは豪ドル米ドル、逆相関関係だったのはポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月27日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨は円です。
円はゼロを挟んで上下動し、夜以降にマイナス幅を拡大しました。
ユーロは昼にかけてマイナスで取引され、夕刻から深夜にかけてプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月27日)の主な経済指標
08:30 (日本) 12月東京消費者物価指数(前年比)
22:30 (米国) 11月卸売在庫(前月比)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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