【2023年後半】ポンド円(GBP/JPY)の今後の予想・見通し
ポンド(GBP)とは、英国(イギリス)の通貨です。
かつては、今の米ドル(USD)のように、経済・軍事力において世界一である「基軸通貨」として活躍していた時期もありました。
現在(2023年7月時点)では、米ドル・ユーロ・日本円に次いで、世界第4位の取引量を誇ります。
ポンドの現在価格を、ポンド円を例に見ていきましょう。
(出典:TradingView)
ポンド円の現在価格(2023年7月時点)は、約180円台で推移しており、2015年以来の水準まで上昇を見せています。
2020年は、約130円~140円台で推移しているのを考えると、2020年から2023年にかけては長期的に上昇トレンドが発生していると言えるでしょう。
今後のポンド円の値動きとしては、
- ● さらに上昇していくのか?
- ● それとも下落していくのか?
- ● または方向感がないレンジ相場となるのか?
など、様々な予測を立てられます。
本記事では、2023年のポンド円はどのように推移していくのか、今後の見通しについて詳しく解説します。
●OANDA証券が提供する「ポンド円のWeeklyレポート」
OANDA証券では、毎週金曜日に「ポンド円」のWeeklyレポートを提供しています。
次週の見通しについて詳しく解説しているので、ぜひ以下記事をご確認下さい。
【最新記事】>来週のポンド、加ドルの見通し(為替/FXニュース):ポンド、賃金・CPIで利下げ時期見極め(4月15日週の展望)
目次
- 1. ポンド円(GBP/JPY)のリアルタイムチャート
- 2. 【2023年後半】ポンド円(GBP/JPY)の予想・見通し
- 3. ポンド円(GBP/JPY)の3つの価格変動要因
- 4. ポンド円(GBP/JPY)の価格推移【2000年~2023年】
- 5. ポンド系の通貨ペアを取引する2つの注意点
- 6. ポンド円(GBP/JPY)の取引にOANDA証券が選ばれる3つの理由
- 7. OANDA証券でポンド円(GBP/JPY)の取引を始める流れ
- 8. まとめ
1.ポンド円(GBP/JPY)のリアルタイムチャート
- ※スプレッドは東京サーバーコースにある通貨/銘柄はTY3のものを表示しています。それ以外はNY4のものを表示しています。
- ※オンライン本人確認を利用した場合の最短時間。混雑状況等の事情により、お時間をいただく場合もございます。
ポンド円(GBP/JPY)のリアルタイムチャートは、以下からもご確認いただけます。
>GBP/JPY(英ポンド/日本円)リアルタイムチャート
前述したように、ポンドは世界第4位の取引量を誇ります。
米ドルやユーロ、日本円と比較すると市場の流動性は高くなく、値動きが荒くなる傾向があります。
つまり米ドルやユーロ、日本円と比べて、ボラティリティ(価格変動率)が高い通貨です。
>ボラティリティとは?言葉の意味や使い方、リスクとの関係性、分析ツールを紹介
市場の流動性とは?
FXにおける市場の流動性とは、市場参加者が多いか少ないかという意味で使われます。
たとえば、市場参加者が多い場合、売買相手がすぐに見つかりやすく、値動きが安定する傾向にあり、市場参加者が少ない場合、売買相手がすぐに見つかりづらく、値動きが荒くなる傾向があります。
流動性については、以下の記事でも詳しく解説しています。
>FX市場の流動性をティック数から推測し短期売買のタイミングを探る
ポンドは、ボラティリティの高さにより、一部の投資家たちから人気を集めている通貨です。
ただし、ボラティリティの高さは大きな利益を期待できる反面、大きな損失を発生させるリスクも生じます。
特に初心者の方が取引する場合は、リスク管理を徹底する必要があるでしょう。
また、ポンドは英国の通貨です。
東京市場やニューヨーク市場でも取引されますが、特に欧州市場で取引が活発にされる傾向があります。
スキャルピングやデイトレードなど短期売買でポンドの取引を行う投資家の方は、欧州時間を中心に取引すると良いかもしれません。
では、2023年のポンド円は今後どのような値動きが予測できるのか、見通しについて詳しく解説します。
2.【2023年後半】ポンド円(GBP/JPY)の予想・見通し
2023年度の見通しを解説する前に、今のポンドは主にどのような要因が影響しているのか、ざっと整理をしてみましょう。
2022年のポンド円(GBP/JPY)の振り返り
2022年は、コロナショック(2020年に発生)やロシアウクライナ問題(2022年に発生)などの影響で、世界的なインフレが発生しました。
日本以外の各国の中央銀行はインフレを抑えるべく、ハイペースな金融引き締めを決行。
その結果、イギリスと日本の金利差は拡大し、ポンド高円安となった一年でした。
では、2022年~2023年のイギリスと日本の金利を見てみましょう。
(出典:TradingView)
2022年~2023年にかけてイギリスの金利は大幅に上昇していますが、日本は変わりません。
では、ポンド円の値動きはどのように推移したのか見てみましょう。
(出典:TradingView)
2022年~2023年(7月時点)までに、約30円の上昇を見せており、この1年間は上昇トレンドが発生しています。
続いて、2023年後半の見通しについて解説します。
2023年後半はイギリスのインフレ動向や金融政策が鍵
2023年後半は、2022年に引き続き、インフレ動向や金融政策が鍵となりそうです。
まず、金融政策の推移をみていきましょう。
(出典:国別経済指標)
2023年6月に発表された6月金融政策は、+5%と前月5月から0.5ポイント引き上げる結果となりました。
「最近のデータがインフレ高の長期化懸念を高めている」とBOEは発言し、利上げに踏み切ったとみられます。
続いて、イギリスのインフレ動向を示す「CPI(消費者物価指数)」を見ていきましょう。
(出典:国別経済指標)
2023年7月19日に発表された6月英消費者物価指数の結果は、前年比「+7.9%」と市場予想を下回る結果となりました。
2022年3月以来の7%台を記録し、BOEによる金融引き締めの長期化がやや後退した形となりました。
しかしイギリスは、主要7ヵ国(G7)の中で一番高いインフレとなっています。
ベイリーBOE総裁も金融引き締めに対して積極的な姿勢を見せており、英消費者物価指数の結果次第では、更なる金利上昇も視野にいれておかなければならない状況です。
そうなれば、ポンド高円安の値動きとなる可能性も十分に予測できます。
2023年も依然として、インフレ動向や金融政策に注視する必要があるでしょう。
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3.ポンド円(GBP/JPY)の3つの価格変動要因
ポンドの価格変動要因は、主に以下の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【価格変動要因1】
BOE(イングランド銀行)の政策金利
ポンドの動向を把握する上で、最も重要な要素と言えるのが、このBOE(イングランド銀行)による政策金利です。
「2.【2023年後半】ポンド円(GBP/JPY)の予想・見通し」でも解説した通り、BOEの政策金利は特に注目する必要があります。
一般的に金利の低い国より、高い国の通貨のほうが買われやすい傾向があります。
なぜならば、金利の高い国に投資をしたほうが、より大きなリターンを期待できるからです。
たとえば、イギリスの金利が5%、日本の金利が0%と仮定します。
1年間、イギリスの銀行で100万円を預けると105万円に増えますが、日本では100万円のままです。
ほとんどの投資家は、イギリスの銀行にお金を預けたいと考えるでしょう。
また金利差が拡大すれば、よりイギリスの銀行へお金を預けたいという投資家が増えます。
日本円を売りポンドを買うという行為が増え、その結果、2022年~2023年のようなポンド高円安が発生します。
2023年度のBOE政策金利会合の日程
BOEの政策金利会合の日程は、以下の通りです。
【2023年度】BOEの政策金利会合の日程 |
---|
2月2日 |
3月23日 |
5月11日 |
6月22日 |
8月3日 |
9月21日 |
11月2日 |
12月14日 |
(出典:BOE)
具体的な時間帯や結果については、以下「経済指標カレンダー」をご確認下さい。
>経済指標 予測カレンダー
またBOEの政策金利会合では、金利発表以外にも、議事録やインフレレポート(四半期に一度)の発表も行っています。
この四半期に一度発表されるインフレレポートの日は、スーパーサーズデイ(特別な木曜日)とも呼ばれ、発表直後に価格が大きく動くことがあるので注意しましょう。
議事録やインフレレポートは、BOE公式サイトからご確認下さい。
>BOEの公式サイトはこちら
【価格変動要因2】
ユーロ(EUR)の影響を受けやすい
ポンドを法定通貨とするイギリスは、地理的にユーロ圏と近く、政治や経済などで深い結びつきがあり、ユーロとの相関性が強い通貨の一つです。
たとえば、イギリスの景気が好調で需要が高まっている場合、ポンドの影響を受けユーロ圏の需要も高まる傾向にあります。
以下は、ポンド円(GBP/JPY)とユーロ円(EUR/JPY)の値動きを比較した月足チャートです。
(出典:TradingView)
時期によって違う値動きとなっている場合もありますが、長期的な方向性は同じことが確認できます。
ポンドを取引する場合は、ユーロの動向にも注視しておくと良いでしょう。
ユーロのリアルタイムチャートや変動要因、見通しなどについては、以下の記事をご参考下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャート
>ユーロ(EUR)とは?歴史や特徴、5つの変動要因などを解説
ただし、2020年に発生した「イギリスのEU離脱」のような大きな事案が発生した場合は、一時的に相関性が無くなることもあると覚えておきましょう。
【価格変動要因3】
原油市場の影響も受けやすい
イギリスは、北海油田(北海の海底にある採掘可能な油田)を保有していることもあり、原油価格の影響を受けることがあります。
以下は、ポンド円(GBP/JPY)とWTI原油(USOIL)、ブレント原油(UKOIL)の値動きを比較した月足チャートです。
(出典:TradingView)
原油、ポンドそれぞれ特有の材料があり、同じ値動きとはなりませんが、長期的な方向性は同じであることが分かります。
ポンドは、資源国通貨としての一面も持ち合わせており、原油価格の動向も把握しておくと良いでしょう。
WTI原油(USOIL)やブレント原油(UKOIL)のリアルタイムチャート、原油の基礎知識などについては、以下の記事をご参考下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
>ブレント原油(UKOIL)リアルタイムレート
>原油・石油の基礎知識を学ぶ
4.ポンド円(GBP/JPY)の価格推移【2000年~2023年】
以下は、2000年~2023年まで過去23年間におけるポンド円(GBP/JPY)の価格推移です。
(出典:TradingView)
23年間の中で、ポンド円(GBP/JPY)に大きな影響を与えた出来事をいくつか振り返ります。
2007年~2008年 サブプライムローン問題・リーマンショック
2007年に発生したサブプライムローン問題がきっかけで、2008年に米国の大手投資銀行「リーマンブラザーズ」が破綻。
世界中の金融市場に影響を及ぼし、100年に一度の金融危機と呼ばれる「リーマンショック」が発生しました。
ポンド円(GBP/JPY)は、2007年6月に約247円で推移していたのが、2008年12月には約130円まで下落しています。
2009年~2012年 欧州債務危機(ソブリン危機・ユーロ危機)
2009年に発生したギリシャ危機(ギリシャショック)が発端となり発生した、欧州全土にわたる債務危機が発生。
ソブリン危機やユーロ危機とも呼ばれ、欧州の根本的な財政問題を露呈しました。
ポンド円(GBP/JPY)は、リーマンショック後から約160円付近まで値を戻していましたが、2012年には約120円まで下落しています。
2012年~2015年 アベノミクス(3本の矢)
2012年12月、第2次安倍政権が発足。
3本の矢(大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略)による経済政策を打ち出し、大きく円安方向へ動きました。
ポンド円(GBP/JPY)は、2012年1月に約120円で推移していたのが、2015年7月には約193円まで上昇しています。
2016年~2020年 BREXIT懸念・国民投票・EU正式離脱
2016年6月、イギリスのEU離脱を決める国民投票が行われ、離脱が決定。
アベノミクス効果により約193円まで値を戻していましたが、再び120円台まで下落しました。
そして2020年2月1日、イギリスが正式にEUを離脱しました。
その後は、コロナショックやロシアウクライナ問題などの影響により、世界で大規模なインフレが発生。
世界各国では、ハイペースな金融引き締めを行い、2023年現在では、約180円で推移しています。
5.ポンド系の通貨ペアを取引する2つの注意点
ポンド系の通貨ペアを取引する際に注意すべきことは、主に以下の2点です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【注意点1】
ボラティリティが高い
ポンド系の通貨ペアは、世界第4位の取引量を誇りますが、ボラティリティが高い傾向にあります。
ボラティリティ(Volatility)とは
ボラティリティとは、価格変動率のことです。
相場の値動きが激しいと「ボラティリティが高い」、相場の値動きが小さいと「ボラティリティが低い」と表現します。
ボラティリティについて詳しく知りたい方は、以下の記事を御覧下さい。
>ボラティリティとは?言葉の意味や使い方、リスクとの関係性、分析ツールを紹介
ボラティリティが高いことは、価格の変動率が高いということです。
取引数量によっては、大きな損失を発生させてしまうリスクもあります。
大きな損失は、ロスカットリスクにも注意しなければなりません。
ロスカットについて詳しく知りたい方は、以下の記事を御覧下さい。
>ロスカットとは?計算方法や回避策などを初心者向けに解説
また、ボラティリティが高い=リスクが高いと解説しましたが、ボラティリティがある程度なければ効率よく利益を期待することは出来ません。
OANDA証券では、ボラティリティを把握できる「ボラティリティ グラフチャート」の提供を行っています。
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FXで効率的に利益を得るには、どの通貨ペアで値動きが良いかやボラティリティが高いマーケットはどこにあるかを見つけることが重要です。
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【注意点2】
スプレッドが広い
ポンド系の通貨ペアは、スプレッドが広い傾向にあります。
スプレッド(spread)とは?
スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の差であり、FXにおける取引手数料のようなものです。
スプレッドについて詳しく知りたい方は、以下の記事を御覧下さい。
>スプレッドとは?初心者向けに仕組みやFX取引に与える影響などを徹底解説
スプレッドが広い通貨は、狭い通貨に比べてその分取引コストが多く発生してしまうことを覚えておきましょう。
OANDA証券の各通貨ペアのスプレッドは、以下からご確認下さい。
>スプレッド比較
また、スプレッドはFX会社によって異なります。
スプレッドが狭いFX会社を選ぶ投資家が多いのも事実ですが、それだけの理由で選ぶのは推奨されません。
なぜならば、FXで発生する取引コストは、スプレッドだけでなないからです。
FXで発生する取引コストは、主に以下の3つです。
- ● スプレッド
- ● 約定力
- ● スリッページ
約定力とは、取引が成立する強さのことです。
詳しくは、以下を御覧下さい。
>約定(やくじょう)
スリッページとは、注文の発注から約定するまでに生じる価格のズレです。
詳しくは、以下を御覧下さい。
>スリッページとは?
つまり、FXで取引コストを押さえて取引する方法は、上記3つを把握する必要があります。
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6.ポンド円(GBP/JPY)の取引にOANDA証券が選ばれる3つの理由
OANDA証券が多くの投資家から選ばれる理由は、主に以下の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1通貨から無理なく取引を始められる
OANDA証券では、お客様の投資スキルに応じた幅広い取引コースを提供しています。
その中の一つ、初心者向けの「ベーシックコース」では、1通貨単位からの取引が可能です。
つまり、約9円(1ポンド=180円計算)からポンド円(GBP/JPY)の取引を始められます。
ポンド円(GBP/JPY)は、ボラティリティが高い通貨ペアです。
値動きに慣れるためにも、初めは少額から取引を始めると良いでしょう。
OANDA証券が提供するベーシックコースの詳細は、以下を御覧下さい。
>ベーシックコース
OANDA証券のベーシックコースでは、68通貨ペアを取引できます。
詳細は、以下を御覧下さい。
>通貨ペア一覧
また、OANDA証券が提供する取引コースの詳細については、以下を御覧下さい。
>取引全コース・オプション比較
オリジナルツールを豊富に提供している
OANDA証券では、お客様の相場分析に役立つオリジナルツールを約30種類以上提供しています。
たとえば、代表的なオリジナルツールに「OANDAオーダーブック」があります。
「OANDAオーダーブック」は、世界中にあるOANDAグループの顧客取引情報をグラフ化して公開するツールです。
未約定のオーダーや保有中のポジションを分析でき、次に価格がどのように動くのかを予測するのに役立ちます。
OANDAオーダーブックの詳細は、以下を御覧下さい。
>OANDAオーダーブック
OANDA証券が提供するオリジナルツール一覧は、以下の記事を御覧下さい。
>OANDAオリジナルマーケット分析ツール
世界中の投資家から人気を集めるMT4/MT5で取引できる
OANDA証券が提供するFXサービスでは、世界中の投資家たちから利用されている高機能取引プラットフォーム「MT4(MetaTrader4)/MT5(MetaTrader5)」を活用した取引が可能です。
MT4/MT5は、MetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発・提供している取引ツールで、無料で利用できます。
EA(自動売買)を活用した取引や50種類以上のインジケーターが無料で利用できるなどから、全世界で数百万人以上のトレーダーから愛用されている取引ツールです。
MT4の詳細は、以下の記事を御覧下さい。
>MT4とは?主な機能と5つのメリット、MT4での取引の始め方を解説
MT5の詳細やMT4との違いについては、以下の記事を御覧下さい。
>MT5(Meta Trader5)とは?使い方やダウンロード方法などを解説
またOANDA証券では、約70種類以上のMT4/MT5専用オリジナルインジケーターを無料で提供しています。
お客様からご要望の多いインジケーターや、MT4/MT5の標準装備にありそうでなかったインジケーターなど、独自の技術やデータを駆使して作成しています。
たとえば、MT4/MT5で標準装備されている「MACD」は、2本のライン(MACDは柱状グラフ、シグナルはラインで表示)で表示されておらず、売買シグナルがわかりにくい欠点があります。
OANDA証券が開発したオリジナルインジケーター「OANDA_MACD」なら、2本のライン(MACD、シグナルともラインで表示)で表示されており、さらにヒストグラムも加えたより使いやすいインジケーターとなっています。
「OANDA_MACD」の詳細は、以下の記事をご参考下さい。
>カスタムインジケーター「OANDA_MACD」について詳しく紹介
>デフォルトのMT5、MT4にはなかったヒストグラム付きMACDを紹介
以下は、OANDA証券が提供するMT4/MT5のオリジナルインジケーター一覧です。
>MT4/MT5のおすすめインジケーターライブラリ
>MT4版OANDAラボNEWインジケーター
>MT5版OANDAラボNEWインジケーター
OANDA証券のオリジナルインジケーターは、OANDA証券の口座をお持ちの方なら、無料で利用できるので、口座開設をご検討下さい。
7.OANDA証券でポンド円(GBP/JPY)の取引を始める流れ
OANDA証券でポンド円(GBP/JPY)の取引を始める流れは、以下の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
OANDA証券の口座開設を行う
まず、OANDA証券の口座開設を行います。
口座開設をスムーズに行うために、以下3つのものを用意しておきましょう。
- 1. メールアドレス
- 2. 本人確認書類
- 3. マイナンバー
以下のボタンから、OANDA証券の口座開設フォームに飛べます。
必要書類や口座開設のやり方については、以下の記事を参考にしてください。
>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
また、はじめから実際のお金で取引を行うのに抵抗がある方は、デモトレードから始めてみましょう。
デモトレードなら取引に失敗しても実際のお金が減るわけではないので、気軽にFXを体験できます。
以下のボタンから、OANDA証券のデモトレード用の口座開設フォームに飛べます。
デモトレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXのデモトレードならOANDA証券|MT4/MT5で今すぐ無料体験
マイページにてFX用のサブアカウントを作成する
OANDA証券で口座開設が完了したら、以下のステップを踏みサブアカウントを開設してください。
- 1. パスワードの初期化をしてマイページにログイン
- 2. サブアカウントの作成
- 3. 証拠金の入金
サブアカウントの詳しいやり方は、以下の記事を参考にして下さい。
>OANDA証券口座開設後のお手続きについて
まとめ
最後に、本記事で解説した内容についてまとめます。
- ● 2023年後半は、イギリスのインフレ動向や金融政策に注目する必要がある
- ● インフレが収まり、金融緩和の見通しが立てば、ポンド安円高の可能性もある
- ● 逆にインフレが収まらず、更なる金融引き締めが予測されれば、ポンド高円安が継続する可能性もある
- ● ポンド系の通貨は、ボラティリティが高い傾向にあるので、取引時には注意が必要
OANDA証券では、初心者の方に向けてFXの基礎コンテンツを豊富に提供しています。
相場の分析方法やリスクを押さえた取引を学びたい初心者の方は、ぜひ以下の記事をご参考下さい。
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OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
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