東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下値支えられる

市場概況
 23日の東京外国為替市場でドル円は下値支えられる。8時時点では156.49円とニューヨーク市場の終値(156.31円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。早朝の薄商いのなかで156.14円まで売られる局面もあったが、特段売り込むような材料もなく下値は支えられた。8時過ぎには156.57円まで買い戻された。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0433ドルとニューヨーク市場の終値(1.0430ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。早朝には1.0418ドルまで下がり先週末のNY午後の安値をわずかに下回った。ただ、ドル円同様に下押しも限られて7時半過ぎには1.0446ドルまで買い戻され、先週末高値1.0448ドルに接近した。その後は1.0440ドル前後を中心にもみ合いになっている。

 ユーロ円は小高い。8時時点では163.27円とニューヨーク市場の終値(163.12円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。早朝にドル円、ユーロドルとも弱含んだことで162.77円まで下落。ただ、その後はドル円とユーロドルともに下値が支えられると8時過ぎには163.44円まで買い戻しが入り小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 156.57円
ユーロドル:1.0418ドル - 1.0446ドル
ユーロ円:162.77円 - 163.44円


(松井)


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