先週金曜日(2024年12月20日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:69.933(+0.335)<+0.48%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは5営業日ぶりに上昇。
金曜日はドルインデックスが下落基調で推移し、USOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
なお、トランプ次期大統領がEUに対して米国産原油・天然ガスの購入を要求しており、米EU間の貿易摩擦に関する懸念が伝えられています。
また、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ23万の買い越しでした。
買い越し幅は8月末以来の大きさまで拡大しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年12月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成して、4日続落後の反発となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
陽線を形成して上昇しましたが、下ヒゲで直近安値を更新しています。
目先は、反発は一時的となり再度下落が進むか、このまま反発が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から下落が進んだ後、後半に反発して始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
12月13日高値を天井とする切り下げを伴う緩やかな下落が進んでいます。
目先は、このまま切り下げとともに下落が進むか、20日安値からの反発が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年12月13日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
2024年12月からは480基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年12月13日時点の原油在庫は前週比で93.4万バレルほど減少し、およそ4億2102万バレルです。
直近は4週連続で減少しており、一般的に原油在庫の減少は原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。