昨日(2024年12月19日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が優勢。
日銀が政策金利を発表し、市場予想通り据え置きでした。
その後の植田日銀総裁の会見では、輸入物価が落ち着いており、利上げに際しては来年の春闘などの情報が必要な旨が示されています。
市場は来年1月の利上げの可能性が遠のいたと判断した模様で、ユーロ円は円安が大きく進みました。
円安の動きは深夜まで継続し、その後は円高方向にやや戻って取引を終えました。
なお、ドイツでGFK消費者信頼感調査、フランスで企業景況感指数が発表され、強弱まちまちの内容でした。
この時間帯のユーロ円は円安が続いています。
また、ユーロ圏で主要な要人発言は伝えられませんでした。
本日(2024年12月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、157円台後半から164円付近にかけて買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、159円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、159円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、159円付近にも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円、豪ドル円そして豪ドル米ドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を大きく広げる展開で、未明にゼロ方向にやや戻りました。
ユーロは夕刻にかけてプラス幅を拡大し、その後はプラス圏で上下動しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月20日)の主な経済指標
08:30(日本)11月全国消費者物価指数(CPI)
22:30(米国)11月PCEデフレーター
24:00(米国)12月ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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