東京外国為替市場概況・15時 ドル円、高止まり

市場概況
 19日午後の東京外国為替市場でドル円は高止まり。15時時点では155.23円と12時時点(155.08円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合での追加利上げ見送りを受けた円売りで155.47円まで上昇した後は、15時30分からの植田日銀総裁の記者会見を控えて、155円台前半での高止まりが続いた。
 
 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0381ドルと12時時点(1.0390ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上昇に連れて1.0391ドルまで上昇したものの、その後は1.0400ドルに控えているNYカットオプションが上値を抑える展開が続いた。

 ユーロ円は伸び悩み。15時時点では161.15円と12時時点(161.13円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時161.40円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルが伸び悩んでいることで、161円台前半で上値が重い展開となった。

 ポンド円は195.72円、豪ドル円も96.90円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.44円 - 155.47円
ユーロドル:1.0348ドル - 1.0391ドル
ユーロ円:159.86円 - 161.40円

(山下)


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