昨日(2024年12月18日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は未明に円高が進む。
日中から夜にかけてのユーロ円はレンジ相場の展開で、方向感の乏しい動きでした。
未明に米国で政策金利引き下げが発表されると、急落模様で円高が進んでいます。
ドル円が円安だったのに対してユーロドルが大幅に下落しており、これを反映した模様です。
売り一巡後はやや円安方向に戻ったものの、円高で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で消費者物価指数(HICP)が発表され、市場予想と一致しました。
発表後のユーロ円は大きな反応を示していません。
また、日本では金融政策決定会合の1日目が開催されました。
結果は本日発表予定です。
本日(2024年12月19日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月19日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、159円台前半の買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、158円台半ばにも、厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
その一方、159円台半ばの売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、159円台前半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月19日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にプラスで取引を終えました。
ユーロはプラス圏で取引された後、未明にマイナスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月19日)の主な経済指標
(日本)日銀金融政策決定会合
15:30(日本)植田日銀総裁会見
21:00(英国)英中銀政策金利
22:30(米国)第3四半期実質GDP
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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