昨日（2024年12月17日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：70.219（-0.455）＜-0.64％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
中国の経済見通しに関して、引き続き懸念されていると報じられており、USOIL価格の下落要因として伝えられています。
また、ガザ地区で停戦が近い旨も報道されており、これも市場参加者の注目を集めた可能性があります。
なお、API（米石油協会）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ470万バレルの減少でした。
発表後のUSOILはやや上昇しています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年12月18日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年12月18日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、小幅ながら2日続落となりました。
平均足は陰連後に陽転し、ローソク足は平均足を上に抜けつつありトレンド転換を示唆しています。
一時的に70ドル割れが進みましたが、70ドルを回復して取引を終えました。
目先は、節目価格70ドルに支えられて上昇が進むか、再度70ドルを割れて下落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからの下落後に大きく反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足の上にありトレンド転換を示唆しています。
下落が進んだ後、12月12日の安値付近で反発しました。
目先は、12日の安値割れに向けて再度下落が進むか、上昇が続き13日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年12月13日時点の米国の原油リグ稼働数は482基でした。
直近は480基台で推移しています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年12月6日時点の原油在庫は前週比で142.5万バレルほど減少し、およそ4億2195万バレルです。
2024年9月後半から増加基調でしたが、11月後半から減少が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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