日経平均サマリー(16日午前)

市場概況
日経平均は反発 神戸物産が大幅上昇

 16日の日経平均は反発。前引けは63円高の39533円。先週末の米国株はまちまちも、円安進行を好感して上昇スタート。寄った後は気迷いムードの強い地合いが続いた。上げ幅を3桁に広げて39600円台に乗せると上値が重くなった。一方、失速して下げに転じたところではすかさず買いが入った。売買代金上位銘柄に買われている銘柄が多く、小幅なプラスで前場を終了。TOPIXはプラス圏とマイナス圏を行き来しており、横ばいに近い下落となった。新興グロース株は嫌われており、グロース250指数は下落スタートから下げ幅を広げた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆7100億円。業種別では繊維、ゴム製品、金属製品などが上昇した一方、石油・石炭、陸運、空運などが下落している。今期の増収増益、増配計画や中期経営計画の上方修正などが好感された神戸物産<3038.T>が大幅上昇。半面、上期が減収減益となったヤーマン<6630.T>が大幅に下落している。

日経平均
 39533.55 +63.11
先物
 39530 +60
TOPIX
 2745.46 -1.10

(小針)


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