NY株式サマリー(13日)=ダウ86ドル安と7日続落 ブロードコムが急伸しナスダックが反発

市場概況
◆ダウ平均: 43828.06 -86.06 -0.20%
◆S&P500: 6051.09 -0.16 0.00%
◆NASDAQ: 19926.73 +23.88 +0.12%

 13日のNY株式相場は高安まちまち。AI半導体の好調や強いガイダンスが好感されたブロードコムが24%高と急伸したほか、テスラも4%超上昇したものの、米10年債利回りが11月22日以来となる4.40%台に上昇したことで幅広い銘柄が下落した。ダウ平均は朝方に140ドル高まで上昇したが、86.06ドル安(-0.20%)と7営業日続落して終了し、2020年2月以来の長期続落を記録。エヌビディア、セールスフォース、ゴールドマン・サックスなどの下落が重しとなった。S&P500は0.16ポイント安(-0.00%)とほぼ横ばいで終了。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.12%高と小幅に反発。一時、0.80%高の20061.65ポイントまで上昇し、取引時間中の史上最高値を更新したが、終値では20000ポイントを下回って終了した。

 週間ではダウ平均が1.82%安と2週続落し、S&P500が0.64%安と4週ぶりに反落。一方、ナスダック総合は0.34%高と4週続伸した。

 S&P500の11セクターはIT、一般消費財など3セクタが上昇し、コミュニケーション、素材、エネルギー、不動産、金融など7セクターが下落。ヘルスケアが変わらずとなった。S&P500採用の503銘柄は161銘柄が上昇し、337銘柄が下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.92ポイントから13.81ポイントに低下した。



(羽土)


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