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財務省と内閣府が11日発表した2024年10~12月期の法人企業景気予測調査は、大企業全産業の景況判断指数(BSI)がプラス5・7だった。3四半期連続で「上昇」が「下降」を上回った。製造業は値上げが進展した化学工業が寄与し、プラスが続いた。非製造業は、情報通信業でデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要が伸びプラスだった。
中堅企業の全産業はプラス3・8。中小企業の全産業はマイナス4・7だった。調査担当者は「景気の緩やかな回復を反映している」と分析。海外景気の下振れや物価高を今後のリスクとして指摘した。
調査は11月15日時点で実施した。
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