昨日(2024年12月10日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
1日を通してレンジ相場の展開で、この傾向は本日朝まで継続しました。
夕刻にレンジ相場をやや上抜ける場面があったものの、ほどなくして元の水準に戻っています。
なお、ドイツで消費者物価指数(CPI)が発表され、市場予想と一致しました。
これに対してユーロ円は特段の反応を示していません。
また、日本とユーロ圏で主な要人発言は報じられませんでした。
本日(2024年12月11日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月11日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、157円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これを意識した注文の可能性があります。
また、160円台前半にも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、161円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の模様です。
しかし、円高の範囲では売り注文が薄いです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月11日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはポンド円です。
相関関係だったのはドル円とポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月11日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
ユーロはおおむねプラス圏で推移し、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月11日)の主な経済指標
22:30(米国)11月消費者物価指数(CPI)
23:45(カナダ)カナダ中銀政策金利発表
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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