昨日(2024年12月5日)のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円高。
昨日のドル円は大きなトレンドが形成されず、レンジ相場気味に推移しました。
午後に入って、一時的に円高の場面がありました。
この時間帯に中村日銀審議委員が発言し、利上げに反対しているわけではない旨が報じられています。
日本の10年債利回りが上昇しており、円高はこれらを受けた動きだと考えられます。
売り一巡後は下落前の水準に戻り、方向感の乏しい動きのまま1日の取引を終えました。
なお、米国で前週分新規失業保険申請件数が発表され、市場予想より弱い結果でした。
発表後のドル円は円安が進んでいます。
また、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が発言し、利下げの緊急性はない旨が伝えられています。
本日(2024年12月6日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年12月6日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、148円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、149円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
その一方、157円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文の可能性があります。
また、156円付近にも、特に厚い売り注文があります。
こちらもキリの良い数字であり、これに注目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年12月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
ユーロ円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
弱い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年12月6日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨はドルです。
円はプラス圏で上下動した後、夜にマイナスに転じました。
ドルはマイナス幅を広げ続ける展開で、この傾向は朝まで継続しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2024年12月6日)の主な経済指標
22:30(米国)11月非農業部門雇用者数
22:30(米国)11月失業率
22:30(カナダ)11月失業率
24:00(米国)11月ミシガン大学消費者信頼感指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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